認定ファンドレイザーになってから、ずっと思っていたことがある。群馬のファンドレイザーと繋がりたいなと。
私は、群馬といっても長野と新潟の県境に住んでいて、群馬県内のファンドレイジング関係の知り合いは、全くいなかった。唯一群馬つながりは、非営利評価センターの山田さんのみ。山田さんは、私を寄付月間の群馬担当アンバサダーに推薦してくださった方だ。
FRJ2020開幕の2日前に、スピンオフ企画の紹介に北信越ギャザリングの開催案内が載っていた。ああ、こういうふうにやればいいのだと思い、山田さんに「群馬ギャザリングをやろうと思うのですが、特別ゲストで参加していただけませんか。」とメッセージを送ってみた。すぐに「いいですね」とお返事が来て、私は背中を押してもらった。山田さんと相談して、日程は、閉幕後の9月14日(月)の夜に決まった。当初Googlemeetで行う予定だったが、山田さんがzoomも提供してくださった。
呼びかけに応えて参加してくれたのは、前橋在住のOさんと高崎出身東京在住のHさん。お二人ともFRJ初参加だった。互いに自己紹介をして、どんな活動をしているか、FRJ2020に参加しての振り返りなど、4人で語り合う時間は温かく、あっという間に過ぎていった。
初参加のお二人は、FRJのセッションにはあまり参加できなかったとのことだったので、ギャザリングの場を設けてよかったなと思った。事務局の裏テーマ(?)が「誰も一人で帰ってほしくない」とのことだが、今回は特にオンラインということもあって、誰とも話さずに終わってしまう人もいたことだろう。
Hさんから、みなさんがこの業界に入ったのはどういう経緯ですかと聞かれた。職場でも家庭でも縁の下的な立場にいるので、あまり自分のことを話す機会がないが、私の経験が人に話すことでなんらかの役に立てるのかもしれないという、不思議な肯定感を感じた。互いのことを聞き合うというのは、なんて温かい時間なのだろう。
今回のギャザリングのお誘いをする中で、実は、前橋に群馬ファンドレイジング研究会という勉強会が存在することを知った。そして、早速仲間に入れていただいた。これもまた、今回の大きな収穫の一つであった。思い切って一歩踏み出したことで、私自身の得るものがとても多かった今回の群馬ギャザリングであった。
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